2003 年に故郷アルゼンチンを離れ、拠点を日本に移し、今日までポップスや沖縄音楽を中心に歌手活動を続けてきました。
第五回 ・ 第六回世界のウチナーンチュ大会での歌唱や、 和歌山県人世界大会 2019 での歌唱、 JICA 国際協力機構との交流、 そして アルゼンチン、 ハワイ、 ブラジルやペルーでの 国際交流イベントやコンサートに積極的に参加し、 南米出身の沖縄系歌手という強い自覚のもと、沖縄 ・ 日本と南米の日系コミュニティーとの橋渡しの役割を果たしてきました。去年予定されていた第七回世界のウチナーンチュ大会が一年延期となり、コロナ禍という自由が利かない環境のもとで、ウチナーンチュ、世界で暮らすウチナーンチュや日系人たちを 応援する曲を製作し発表したいという本人の強い希望により、宮沢和史が書き下ろした 2 曲をこのたび両 A 面シングルとして
リリースする運びとなりました。
「我島沖縄/新世ぬはじまい」
発売日: 10月5日
大城クラウディア
価格:1,000 円 ( 税抜 909 円 )
商品番号:HICC-5430 POS:4547292154302
発売元:HATCHERY LABEL
販売元:株式会社ハイウェーブ
- 1. 我島沖縄
- 2. 新世ぬはじまい
- 3. 我島沖縄 -カラオケ-
- 4. 新世ぬはじまい -カラオケ
沖縄が本土に復帰して 50 年目の今年、コロナウイルスはさらなる猛威を振るい、
ウクライナでは不条理な戦争が始まり、若い世代にとって豊かな未来を、弥勒世の世界をイメージし難くなっています。
どんなに不安定な時代であっても、人生の指針、明日へ進んでいく推進力の源は、
故郷や家族、 仲間たちへの愛と、故郷に生まれた自分への誇りだと思います。
平和な未来を希求する時代だからこそ生まれた、
2022 年の大城クラウディアのメッセージソングをぜひお楽しみください。
liner notes
我島沖縄 ( わしまうちなー )
第一回世界のウチナーンチュ大会が開催されてから今年で 31 年目 ... 世界中へ移民として渡ったウチナーンチュ達も 5 世 6 世の時代 ... この曲では世界中で暮らす若い世代のウチナーンチュたちの目線で沖縄を見つめた作品です。
一世、 二世のおじいおばあが切り開いてくれた道を後続が踏み固め、
現在では世界中で空手やエイサー、 琉舞、 民謡や古典音楽を嗜む若者がたくさん存在する時代になりました。 大城クラウディアがアルゼンチンで仲間達と共にエイサーグループを立ち上げ、 琉舞や民謡を嗜んでいた頃の自分と、 現在、 海外で暮らす若いウチナーンチュとを重ね合わせ、 熱い思いで歌唱しています。
新世 ( みーゆー ) ぬはじまい
まだまだ、 出口が見えないコロナ禍の中に私たちは迷い込んだままです。
沖縄県の島々も、 日系人が多く住む世界中の国々も、 新型コロナウイルスの波に飲み込まれて来ました。 耐え忍ぶ日々はもうしばらく続くのかもしれませんが、 戦争の世で全てを失っても立ち上がったように、 コロナ禍という嵐が島をかきむしっていっても、 ウチナーンチュとしての誇りを胸に抱いて、 新しい未知なる世界、 次にやってくる時代に船出する覚悟を歌った歌です。
大城クラウディアより
世界のウチナーンチュへの敬意と感謝をこめた 「我島沖縄」
これまで不安で先の見えないパンデミックを乗り越え、これからの希望を歌った「新世のはじまい」
この 2 曲を、歌手としての大城クラウディアを見守り応援し支えてくださったみなさまへ、 そして、世界中のすべてのウチナーンチュに捧げます。 プロデューサーでもあり楽曲の作者である宮沢さんとは沖縄との縁で出会い、これまで15年間プロデュースをしていただいています。尊敬する方であるとともに私の良き理解者でもあります。
アルゼンチンだけではなく、日系人が多く住む場所へ一緒に赴き、音楽を通して何度も交流してきた経験から 日系人の思いや私自身の思い・体験をたくさん代弁してくださっています。
世界のウチナーンチュ大会が開催される今年2022年、宮沢さんの作詞作曲、大城クラウディアの歌により、ウチナーンチュ、日系としてのちむぐくるがこもった熱い楽曲たちがここに誕生しました !